ケーススタディ
日本リート投資法人
「虎ノ門桜ビル」のリーシング
01 プロジェクトの概要
日本リート投資法人が虎ノ門桜ビルを取得した直後の2015年10月末時点の稼働率は48.5%でした。前オーナーの時代にリニューアルは完了していて、設備やグレード面において問題がないにもかかわらず稼働率が上昇しなかったため、2016年9月に募集の窓口を管理会社に代わってリーシングマネジメントの専門チームを要するクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)に委託することにしました。
02 提供したソリューション
当初C&Wが受託した際、既にリニューアルも完了してグレードの高いビルに変化していました。そのため、稼働率を上げるためにはハード面ではなく、リーシング戦略を変えることを提案しました。具体的には、1フロアや大きな区画の募集に拘らず、当ビルに対して最も需要があると予想される30坪前後の分割募集を提案しました。さらに、分割小区画のテナントを誘致する際のノウハウを提供しました。
03 プロジェクトの結果
受託当初の稼働率は約60%でしたが、C&Wはリーシングマネジメントを受託後6ヶ月という短期間で稼働率100%を達成し、収益向上に貢献しました。その後も空室が発生する度にC&Wは業務を受託し、短期間でのテナント付けに成功し、100%稼働を維持しました。
プロジェクトメンバーの言葉
"賃貸オフィスマーケットが悪かった2015年当時から3年にわたりリーシングを担当しました。周辺の競合物件と比較して若干高めの賃料を実現するためには、30坪前後に分割して募集することが得策であると判断し、その戦略が奏功して、高稼働率を達成・維持しました。"
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